子どもたちがとても楽しみにしている、お砂場でのドロンコあそびと、水あそび。しっかりと着替えをして、ドロンコになっても、ビショビショになっても気にしないで思いっきりあそびます。

　初めは、泥が気になる子、水が気になる子も当然いますが、おともだちの様子を離れた所から見ながら、少しずつ、自分からお友だちの輪の中に入って行き、気が付けばアクティブに大胆にあそんでいます。その子なりに勇気を出して、自分で判断をしてあそびに加わって行く。そして、あそびながらもお友だちを気遣い、誘いに来る子たち。日々のあそびを通して、多くのことが育っている幼稚園の園庭です。

　その日は、ついてしまった泥を軽く落とした着替えを、お家に持って帰ります。お迎えのお母さんに「今日も着替えがすごいことになってると思う」とお伝えすると「石鹸でゴシゴシしながら、思う存分はしゃいでいる、うちの子の姿が目に浮かんできます！」とニッコリ。お母さん方、ありがとうございます。

アソカ学園　理事長　朝元　百