こんなことしたよ!

ジュズダマ特集

百花幼稚園ならではの”あそび”の一つが”ジュズダマ通しです。

森のジュズダマを通す子どもたちは、こんなことを知っています。
「しろいジュズダマがぬきやすい」
「ちゃいろでもぬけるのがある」「みどりがぬけたらすごい!」「ジュズダマをとおすくさは、いけのちかくにある」「くさのさきっぽがやわらかくなったら、とおりにくくなるから、さきっぽをきったほうがかたくなるからいい」
ジュズダマを、草に通す子どもたち。
真剣です。
集中しています。
根気強いです。
無口です。
ジュズダマを探す子どもたち。
どんなジュズダマが通しやすいのかを、友だちから教えてもらっています。
たくさんのジュズダマの中から見つけだしています。
目の前のジュズダマの中から、どれがいいのか自分で判断します。通らないときはあきらめて、次のジュズダマに変えていきます。
ジュズダマの芯を抜く時は、爪先に力を集中させます。
ジュズダマの芯を抜く時は、慎重です。
ジュズダマの芯を抜くのは、簡単ではありません。
ジュズダマが通った時は、とっても快感です。
ジュズダマが通った時には「やたぁーーー」と達成感を味わっています。
ジュズダマが通った草は、自慢です。
一人でやるより、二人や三人が楽しいのです。
話しは弾まないのですが、近くでやるのが楽しいのです。
ジュズダマを草に通すことを楽しむ子どもたちは、いろいろな経験をしています。
子どもたちのあそびを見ていると、知っていること、できることを使って(認知能力)、考え、試し、工夫しています。(非認知能力)ジュズダマを自分から、通してみようとする気持ちが、主体的な学びに向かう姿になっています。
この気持ちを育てることが、これからの子どもに必要とされている力です。
 
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