アソカの教育

健康なからだ・おもいやり・たくましい想像力

 アソカ学園は教育基本法、学校教育法、幼稚園教育要領に示すとおり、幼稚園児にふさわしい教育的環境を用意して、その心身の発達を助けうながし、人間形成の基礎を築くことを目的とします。また、仏教の根本精神をその人間教育のうえに生かし、望ましい人間形成の精神的基礎を育成します。

 就学前の子どもが3年間すごす幼稚園は、親元を離れて自立しながら生活する場所です。アソカ学園は未来を目指す子どもの「わかる力の芽」「できる力の芽」を体いっぱいに表現できるような心くばりで運営されています。

・1960年代から続けられている外国人の教師とあそぶ国際教育を取り入れた保育の実践。現在、カナダ、フィンランドの先生とゲームや歌で楽しんでいます。
・食育と収穫の喜びを体感できるよう、1780坪の農園を所有し季節の無農薬野菜を育てています。
・和の心を大切にした保育。力強く叩くだけではなく、所作から始める“和太鼓”。四季折々の花を愛でて、命を大切にする心から育てる“いけばな”。すべて国産本物のお道具を使います。

アソカ学園の4Hプログラム

 子どもたちがのびのびと個性豊かに育つために「4Hプログラム」を柱としてかたよりのない幼児教育をすすめています。

 この4Hは子どもたちが大人になった時、人間らしく自由にしかも充実した生活ができるために、大変に重要なものです。 幼稚園での様々な活動は保育者が意図して行っているものではありますが、子どもたちにとってはあくまでも「あそび」なのです。
 子どもたちが「おもしろそうだ」「やってみようか」と興味をもち、繰り返しあそぶことによって、自然に子どもたちにこの4つのHが身につくように配慮しております。

あそびから創造へ

 アソカ学園では、行事をその場かぎりの活動として捉えず、日常行われている保育の中から活動を展開し、持続していくように考えています。例えば、「運動会」「おゆうぎ会」「作品展」など、子どものあそびから生まれた活動を取り入れ、成長する場・経験する場として想像し、自然な子どもの表現を大切に育んでいます。
 また、学園専任講師による様々な活動では、講師自身が一人ひとりの子どもと接し、子どもたちと共に展開していく保育内容は、他の園では経験できないものです。